KY活動の重要性

現場作業において欠かせないのが始業前のKY(危険予知活動)です。ただ長期で現場に入るとその意識が薄れ、事故につながる事例も少なくありません。当社で起こった事例も含め、今一度KYの重要性について考えるうえで本記事をご参考にして頂ければ幸いです。

1. 事故の未然防止

KY活動の最大の目的は、作業中に発生し得るリスクを事前に把握し、事故や災害の発生を防ぐことです。どんなに熟練した作業員であっても、見落としや慣れによる危険が存在します。作業前に全員で危険を予測し、対策を考えることで、潜在的なリスクを洗い出し、事故を未然に防ぐことができます。

2. 作業員の安全意識向上

KY活動を定期的に実施することで、作業員一人ひとりの安全意識が自然に高まります。危険を予測し、全員で共有することで、作業に対する注意力が向上し、危険な行動や状況に対して敏感になります。特に、新人や経験の少ない作業員にとっては、ベテラン作業員の経験や知識を学ぶ絶好の機会にもなります。

3. チーム全体の協力とコミュニケーション強化

KY活動は、現場のチーム全体が協力して行うため、作業員同士のコミュニケーションが強化されます。お互いに危険を認識し合い、声を掛け合うことで、個々の作業員が気付かないリスクに気づけるようになります。さらに、チーム全体でリスクを共有し対策を講じることで、事故が発生した場合の迅速な対応も可能になります。

4.当社事例①

事例:作業員がドリルで穴あけ加工中、切粉が目に入る

原因と対策:保護具着用不備 穴あけ作業時は保護メガネ着用

5.当社事例

事例:物品運搬中につまづき転倒

原因と対策:運搬ルートの確認不足 ルートの確認と整理整頓、1人で無理に運ばず複数人での運搬

6.当社事例③

事例:コーキングをカッターで切る際に指先を切ってしまう

原因と対策:保護具着用不備 刃物を取り扱う際は保護手袋着用

まとめ

KY活動は、現場の安全管理において不可欠な取り組みです。当社でも朝礼のKYに加え昼礼、終礼を行うことで作業員のコミュニケーションを高め、事前に事故を防ぐ活動をしております。また起こった事例に対してそのままのせず、きちんと対策と教育していく事がとても重要だと思います。

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