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サステナビリティとは? SDGsとは?
2024.05.31

昨今、サステナビリティやSDGsといった言葉を耳にします。本記事ではそれぞれの意味や違いについて紹介します。
サステナビリティ
サステナビリティは「Sustainability」というつづりの英語で直訳すると「持続可能性」という意味になります。地球環境と人間社会が良好な関係を保ちつつ共存し発展していこうとする考え方の事です。
主要な要素:
- 環境的持続可能性:自然資源の保護、気候変動対策、生物多様性の保全など。
- 社会的持続可能性:公平な教育、健康、安全な労働環境、人権の尊重など。
- 経済的持続可能性:経済成長、持続可能な産業、技術革新など。
SDGs
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で「持続可能な開発目標」のことです。2015年に国連が採択した「2030アジェンダ」の一部であり、2030年までに達成すべき17の具体的な目標と各目標に対して平均10個程度、169のターゲットから構成されています。
SDGsはサステナビリティの考え方を、具体的な目標に落とし込んだものといえるでしょう。
17の目標:
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤を作ろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
例えば、1番目の目標「貧困をなくそう」においては「2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。」と具体的な指針が示されています。

サステナビリティ経営に取り組むメリット
- 社会や環境に対して価値のある活動をし、企業価値が高まり業績アップが期待できる
- 省エネやリサイクルの促進、ペーパーレス化などコストや人件費削減につながる
- 賃金の平等化や職場環境の整備などに取り組み事で、従業員満足度が上がる
など社会貢献につながるだけでなく、企業としてのメリットもあります。
まとめ
地球環境はさまざまな影響で変動し、人類の生き方には多様性が求められています。このような時代であるからこそ、この先大手・中小企業問わず、サステナビリティがより求められるようになるでしょう。出来ることから実践し時代の変化に対応していく事が大切だと思います。