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現場での熱中症対策
2024.06.27

これから特に暑い季節や環境での作業時に熱中症対策は重要です。
どれだけ水分や塩分に気を付けても
猛暑の現場作業時には突然、頭痛がしたりといった経験は私自身あります。
予防対策に加え、緊急時にどれだけ落ち着いて行動できるかで
現場での熱中症リスクを減らすことが出来ると思います。
基本的な事ばかりですが、以下の対策を講じることで、熱中症予防につながります。
ぜひ皆さん参考にして頂けたらと思います。
1. 水分補給
- 定期的に水分を摂取: 喉が渇く前に定期的に水分を摂取する。1時間にコップ1杯程度を目安に。 カフェインが含まれているコーヒーや緑茶などは利尿作用があるので避けた方が良いです。
- 電解質の補給: 水分補給だけでなく、スポーツドリンクなどで電解質(塩分やカリウム)を摂取することも重要です。塩飴やタブレットなども効果的。(過剰に塩分を摂取するのはNGです)
2. 適切な服装
- 通気性の良い服: 通気性の良い軽い衣服を着用することで体温を調整します。空調服や冷感スプレーを活用するのも体温を下げるのに効果的です。
- 帽子や日よけ: 直射日光を避けるために帽子、ヘルメットや日よけを使用しましょう。
3. 休憩の取り方
- 定期的な休憩: こまめに休憩を取り、体を冷やす時間を確保します。涼しい場所での休憩が理想的です。
- 涼しい場所の確保: 可能であれば、休憩場所には扇風機や冷房を設置しましょう。
4. 作業環境の改善
- 日陰の確保: 作業場所に日陰を作ることで、直射日光を避けることができます。
- こまめな換気: 作業場の空気を循環させることで温度上昇を抑えます。
5. 健康管理
- 体調チェック: 作業前後や休憩時、自分や同僚の体調を確認し、異常がないかをチェックします。異常を感じたらすぐに休息をとりましょう。
- 栄養バランスの良い食事: 栄養バランスの良い食事を摂ることで体力を維持し、熱中症に対する抵抗力を高めます。
6. 教育と啓発
- 熱中症の知識を学ぶ: 熱中症の初期症状や対処法について事前に学び、異常があった場合にすぐ対応できるようにします。
- チームでの対応: 作業チーム全員が熱中症対策を理解し、お互いにサポートできる体制を整えます。
7. 緊急時の対応
- 緊急時の対処法: 万が一熱中症の症状が現れた場合、迅速に対応するための手順を確認しておきます。
- 涼しい場所に移動させる
- 衣服を緩めて体を冷やす
- 意識がある場合は水分補給を行う
- 重症の場合はすぐに医療機関に連絡する

暑い季節を迎えるにあたり、しっかりとした対策を講じて、安全に作業を行いましょう。